自筆証書遺言と公正証書遺言のうち、ここでは、自筆証書遺言について記載します。

事前方針確認
・「誰に」:相続人と相続割合、遺留分割合を把握
・「何を」:財産調査、評価と財産リストの作成
・「どれだけ」:財産、財産以外の承継、処分方法(相続人の貢献度依存度を思案)
・どの種類の遺言
推定相続人の調査
・「誰に」:相続人と相続割合、遺留分割合を把握
財産を調査・確認
・「何を」:財産調査、評価と財産リストの作成。どのように分割するかの資料とします。
誰にどれだけの遺産を相続させるか
・「誰に」「どんな財産を」「どれだけ(いくら)」
・相続人以外に遺贈を希望する場合、ここで決定
・認知や廃除などの遺言は、「財産関係以外」の事項として決定
・遺留分割合に注意
遺言書案の作成
・全文を自筆
・名前は正確(住民票どおり)に、日付は「○年○月○日」と書く。
・押印は、認印、拇印でも構いませんが、実印が望ましい。
・「相続させる」、「遺贈する」などの記載
・自書によらない財産目録は、各ページに自書による署名と押印が必要(両面コピーなどの場合は両面)
遺言書完成
遺言書で使用した印で封印、表面に「遺言書」と記載。裏面は、「本遺言書は、私の死後開封せずにすみやかに家庭裁判所に提出すること」と記載。日付、氏名を記し押印。
遺言書を保管
自宅で保管または、「自筆証書遺言書保管制度」を利用し法務局で保管。

2.業務内容と費用について

業務内容報酬額(税抜)備考
自筆証書遺言書60,000円~条件等により増減
公正証書遺言書(推定相続人調査、財産調査、
遺言書案作成、公証人との日程等打ち合わせ)
100,000円~
公証役場立会人10,000円1名あたり
相続人の調査(3名迄)40,000円追加1名10,000円
不動産の調査(自宅の土地と建物)40,000円
自宅以外の不動産20,000円土地と建物は別々の扱い
遺言執行300,000円~

(1)公正人の手数料 (遺産額によって変動)

   目的財産の価格    手数料の額
100万円以下5,000円
200万円以下7,000円
500万円以下11,000円
1000万円以下17,000円
3000万円以下23,000円
5000万円以下29,000円
1億円以下43,000円

(2)実費

戸籍謄本450円/1通
除籍謄本・改製原戸籍750円/1通
住民票300円/1通
戸籍の附票300円/1通
戸籍の除票300円/1通
登記簿謄本600円/1通
改製原戸籍750円/1通
固定資産評価証明書400円/1通
印鑑証明書300円/1通

どうぞお気軽に
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・研修会、講習会、出張等で臨時休日あり

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